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気ままな徒然草別館

ゲームや日常に関することを徒然と語るブログ

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映画:帝国オーケストラ

「私たちはただ≪演奏≫を続けたかっただけなのです」


ナチス時代のベルリンフィルの姿を追ったドキュメンタリー。
過去の映像と当時の団員のインタビューを交えながら
ナチスに翻弄された音楽家たちの苦悩が描かれていました。

最初映画を見る前は、
「フルトヴェングラーやカラヤンの映像が見れるぜ、やっほーい」と
かなりミーハーな気分だったんですが
見終わった後にはぐったりしました。。。

ベルリンフィルは財政難からナチスの援助を受け、
やがて完全に国営化されて以降は
ナチスの国威発揚のために演奏を強いられるようになった。
ベルリンフィルの団員たちは兵役が免除されていたが、
たまたま許可書の携帯を忘れた団員が道端で徴集されて
そのまま戦場に送られて帰らぬ人になるという悲劇が起こった。
空襲によってホールが破壊され、
急遽青空の下で演奏会が開かれたことも。
元団員がインタビューで涙ながらに語ったのは傷病兵を慰問したコンサート。
戦争で腕や足を亡くした兵士たちを前にし、
五体満足で演奏している自分たちが申し訳なく感じて辛かったという。

流れる音楽は大好きなマイスタージンガーやベートーベンの交響曲なのに
スクリーンに映る光景は空爆で破壊されたベルリンの街並み。
そんな中でもベルリン・フィルの奏でる音色は
どこまでも美しく希望に満ち溢れていた。
それを戦時下の癒しとして求めた聴衆と
そこで演奏せざるをえなかった楽員たちにとっては
不幸な出来事だったんだろうなぁ。

映画を見終わった後も心に重いものが残り続け、
しばらく考え込んでしまいました。

本来、音楽は心を豊かにするもの。
それを戦争のために使ってはいけない。
当たり前のことなんだけど、
残念ながら歴史はそれを繰り返してきている。

いま現在、音楽を楽しむことができる自分は
とても幸せなんだろうなと改めて思った。



『帝国オーケストラ』
http://www.cetera.co.jp/library/Reichsorche/
*去年の冬に劇場公開された映画です
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  1. 2009/06/21(日) 19:55:06|
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